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わたしたちのふく 計画中!

目  次

  1. 悩むお年頃 2022.9背景

  2. だったら作ろう!わたしたちがほしい「ふく」2022.9コンセプト

  3. まずはこのお方に相談。2022.10ひと

  4. 試着はじまる。いろんな体型があるね。2022.11.打ち合わせ

  5. いきなりいい感じ!2022.12 打ち合わせ

  6. そうは問屋が卸さない 2023.1 打ち合わせ

  7. 形と生地決まる  2023.2 打ち合わせ

  8. どこで作るのか  2023.3 生産

  9. 工程分析が肝じゃけーね (本投稿)2023.3 生産

  10. 畑から「わたし」まで、めぐる旅をしよう。2023.4 透明性

  11. ボタンまわりにもいろいろお話が 2023.4 透明性

  12. ようやくお披露目できました 2023.5 完成

  13. 発売から2カ月経ちました(本投稿) 2023.6 反応

  14. 色違いが欲しい 2023.12 展開

9.工程分析が肝じゃけーね

マアルの拠点、広島市中区にあるmarru素souオフィスに併設している、小さな縫製工場で縫うことにした経緯は前投稿 08.どこで作るのか に書いたとおりです。

形も決まり、生地や資材の手配もつき、
いよいよ「わたしたちのふく」の量産準備段階となりました。

ここから、栗栖さんに登場していただきます。

profile
栗栖弘美さん 

服飾専門学校を卒業後、数社のアパレルメーカーに勤務。
2000年より、パタンナーとして企業に在籍と同時に服飾専門学校の講師活動も開始。
2003年 フリーパタンナーとして独立。数社のアパレルメーカーの外注パタンナーとして契約。
2009年 kurisumadeとして個人創業。
2012年 広島市南区にてアトリエ兼雑貨販売店舗『Line』を開店。
2014年 広島市中区にてまちなか小規模縫製工場『kurisumade factory』を開業。

2019年 株式会社栖 設立

経歴をご覧のとおり、栗栖さんはアパレル畑を20年以上歩まれてきたお方。
実は、先述の兼澤さんの元でお仕事されていた経緯もお有りで、
マアルとは兼澤さんのご紹介で知り合いました。

乳白のキャミソールや、スリップなど、
これまでもとても繊細で難しい品目を栗栖さんの工場にお願いしています。

ご自身の服のブランドもお持ちで、
生地選びから縫製の方法ひとつひとつ、妥協を許さない厳しい目と技術をお持ちです。

小さい体にどんだけのパワーがあるんだろう、、私もたまにそう言われますが、
なんのなんの、栗栖さんはその数十倍、数百倍エネルギッシュ、かつ細やかな気配りの方なので、いつもその姿に学ぶことばかりです。

私が栗栖さんに最初にズキュンときたのは、
2014年のまちなか小規模縫製工場kurisumade factoryを立ち上げられた経緯を耳にしたとき。

何度も書いていることですが、
どんどん日本から縫製工場が消えていく中、
日本に残っている工場は人件費や家賃など諸々の固定費が安い地方の田舎がほとんどです。
日本の若者の中で「縫う仕事をしたい」と思う人がいても、
そうした場所では二の足を踏んでしまう。

だから、ロケーションのいいところに未来のある工場を作るんだ!というお考えで、
広島の平和大通りという、道の両側に美しい並木がある通り沿い、町の中心部に縫製工場を作り、運営されていらっしゃいます。

現在は工場を運営する傍ら、全国に小さな縫製工場を作るべく、指導もされていらっしゃって、それはそれは、頼りになるカッコいい大大先輩なのです。


工程分析が肝(キモ)じゃけーね。」
なんどもそうおっしゃる栗栖さん監督のもと、
どう作業したらスムーズに、かつ美しく仕上がるかを検討していきました。

更新がすっかり遅れてしまったので、
今となっては2月頭のこの頃が随分前のような感じですが、
この時期がなかなかの胃が痛い日々でした。

理想と現実、時間と金額、
原材料も今、年に4回くらい値上げしていっている状況の中で、
何を諦め、何にこだわり、どこに落ち着けていくのか。

パーツを簡略化したり、
縫い方も、簡単で早いほうが時間と工賃の削減になります。
ひとつひとつ、選択を迫られる時期でした。

2010年、肌着のことを全く知らないで始めたからこそ、「通常ではやらない」と言われた方法でマアルの肌着ができているのですが、
服の世界も、ああ、知らないことだらけだなぁと、次々と上がる議題に腕を組む日が続きました。

とはいえ、
迷ったらワクワクするほうへ行け」が信念!

今回は迷うだいぶ手前の段階で、最初から答えは見えていました。

「わたしたちのふく」
パターンが決まるまでにもとことんこだわったように、
素材も、
縫い方だって、こだわりを通すことにしました。

だからこそ、始める意味がある。
だからこそ、マアルが「わたしたちのふく」を作る意味がある。

マアルの肌着を始めた頃に比べれば、
こんなにも協力してくださる方々がいて、
こんなにも頼りになる縫製メンバーが社内にいるんです。

彼女たちの頑張りはすごいです。

栗栖さんの指導やアドバイスをぎゅんぎゅん吸い込んで、
連携プレーも板につき、
試作を繰り返しまして、

量産が、今現在(2023年3月末〜)、いよいよ始まりました。


わたしたちのふく 計画中!


順次公開予定!


2022.9 背景
2022.12 打ち合わせ
2023.1 打ち合わせ
2023.2 打ち合わせ
2023.12 展開