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繊維の仕事、アパレルの「ア」の字も知らず飛び込んだこの世界で
驚愕したことのひとつに、
衣料品の「廃棄」量の多さがあります。

シーズンオフ、廃盤、売れ残りだけでなく、
生産途中のもの、生産ミス、残布、生地ロス、数え上げればきりがないほど、
捨てるものがなんと多いのか。

それぞれの廃棄に理由があるようです。

いつまでも店頭に古いものが置いてあったら新しいのを置けない、売れない、作れない
→経済が回せない

不良品を売れば、ブランドの信用に関わる
→信頼を保つために捨てる

だけど、無農薬で大切に育て、手摘みで収穫したオーガニックコットンを、
そして使うには影響がないのに、ちょっとした間違いの(人間のする作業だから、、)縫製不良を、
どうしても捨てることができなくて、

マアルでは創業以来、商品の廃棄はもちろん、
残布も可能な限り捨てずに工場から回収しています。

経営という目線で見れば、ダメダメなのかもしれないけれど、
だって勿体ないじゃん!
ただそれだけ。

懐かしい写真。白島店でのB品市。

マアルをはじめて5年くらい経った頃でしょうか、
B品市、というものを恐る恐るやってみると、
それはそれは、皆様喜んでくださいました。

「こんなちょっとのことでB品になる」ということを知っていただくことにもなり、
信用を落とすどころか、逆に定価でお渡ししているA品のクオリティーをご信頼いただけることに繋がったと思っています。

残布も、店頭で詰め放題で100円にしたところ、
昨年は、「マアルさんで買った残布があったから布マスク作れました!」というメッセージを何件もいただきました。

レースの不具合
機械油がつくと、普通薬品で落として販売しますが、マアルではそれはしたくないのでそのまま納品してもらい、B品として販売しております。
目を凝らさないとわからない傷や飛び込みと言われるコットンのガクが入ったもの多数

原材料・制作費がかかるマアルの肌着は正直これでも販売価格をぎりぎりにしているため、
セールはできませんが
ある程度の割合で発生してしまう、
生地不良、縫製不良、サンプルなどのB品を

マアルと繋がってくださっている大切な会員様へ、
オンラインショップと実店舗「素sou」で、
お求めいただけるスペシャルな企画を立てました。

詳しくは「会員様SPECIAL 2DAYS!!! 会員様限定でB品をご奉仕します」をご覧ください。

今なら、オンラインショップで会員様へ販売予定のB品を、
ログイン無しでこちらからご覧いただけます。大量で驚かれるはず!

使って嬉しい、お渡しできて嬉しい、
そんな気持ちのやりとりが会員様と出来たら、これまた嬉しいです!