わたしたちのふく 計画中!
目 次
- 悩むお年頃 2022.9背景
- だったら作ろう!わたしたちがほしい「ふく」2022.9コンセプト
- まずはこのお方に相談。2022.10ひと
- 試着はじまる。いろんな体型があるね。2022.11.打ち合わせ
- いきなりいい感じ!2022.12 打ち合わせ
- そうは問屋が卸さない 2023.1 打ち合わせ
- 形と生地決まる 2023.2 打ち合わせ
- どこで作るのか 2023.3 生産
- 工程分析が肝じゃけーね 2023.3 生産
- 畑から「わたし」まで、めぐる旅をしよう。2023.4 透明性
- ボタンまわりにもいろいろお話が 2023.4 透明性
- ようやくお披露目できました 2023.5 完成
- 発売から2カ月経ちました 2023.6 反応
- 色違いが欲しい(本投稿) 2023.12 展開
14.色違いが欲しい
この「わたしたちのふく」レポートを更新するのは約5ヶ月ぶり。
この間も、マアルの小さな縫製工場ブースでは何度かスモーキーピンクと白のブラウスを追加生産していました。
秋の出店シーズン中、ジェイアール名古屋タカシマヤなどでご試着の上お求めくださる方々がいたり、
オンラインショップで2枚目をお求めくださったりと、
じわじわ手にしていただいて、じわじわ追加する、という、
「在庫を抱えない」服の作り方をしたいというマアルのポリシーもそのとおり反映されています。
いずれの写真も、出店先で作業中に撮ったということもあってここに出すのをためらうくらい、
ヨレッとしておりますが(汗)
それだけ洗濯の頻度が高く、もうすっかり日常着として5月から定着した感じです。
気温が下がり、先日からタートルネックの上に羽織るのが私の定番になりました。
体型もカバーするし、重ね着している暖かさはあるのにかさばらないからコートを着ても窮屈じゃないし、自信を持って「1年中着られる服です!」と言い切れます。
形と素材が気に入ったからこそ
そうなってくると欲しくなるのが「色違い」。
濃色が欲しくなってきました。
新たに生地から染める手もありますが、
今回はタートルネックと同じ、「製品染め」=縫い上がってから染める、を採用しました。
なぜかというと、オーガニックコットンの生地を作る際に強い化学薬品は使いたくないため、どうしてもコットンのガクの混入でポツポツとした点や筋状のラインが時々見えることがあるのですが、それが目立つところにあることでA品として販売するのが憚られるものがだんだん増えてきたからです。
強い塩素系漂白を使えば消えてしまうものですが、それはマアルでは使いません。
どうしても出てしまうことがあるこういった部分を、切り捨ててしまったり、作った後で気がついて服ごと廃棄する、ということはマアルでは一切しません。
そこで、縫い上がっているピンクと白だったブラウスを、タートルネックを黒と紺青に染める際に一緒に窯に入れて製品染めをすることにしました。
いかがでしょうか?
既に、先日開催した東京の「冬日向展」で先行発売致しました。
小田も私も、とても気に入っています。
もちろん、「わたしたちのふく」のコンセプトそのまま。
Fカップの人も、細身の人も、年齢を重ね背中に厚みを感じ始めた人も、
優しく寄り添うシルエットです。
白やスモーキーピンクのブラウスを、縫い上がったあとで製品染めを施したため、
染めによる縮みが若干出ています(袖が1cm程度短くなっているなど)。
ご着用の際にそれほど影響のない範囲の縮みではありますが、お求めの際は商品ページのサイズ表記をご確認くださいませ。
今なら4色展開です。
さあ、どうしましょう!
これまでわたしたちのふくは会員様のみお求めいただいておりましたが、新色の発売時から、会員様以外にもお求めいただけるようになりました。
また、縫いあがりをお待ちいただかなくてもお求めいただける状態なので、先日から他の商品との同梱を可能にし、お買い物しやすくなっております。
ゆっくりですが、いろいろ進化している「わたしたちのふく」です。
わたしたちのふく 計画中!
順次公開予定!