カテゴリー

冬に起こりやすい、静電気。
起きて当たり前と思っていませんか?

実は、普段着るものを気をつけるだけで、簡単に静電気を起こしにくくすることができるんです。

静電気とは?

静電気というのは、物質に溜まっている電気のこと。
私たちの身体や身の回りにあるものは全て、プラスとマイナスの2種類の電気を持っています。本来はどちらかにかたよることがなくバランスが取れているので、電気を帯びていない状態です。

ところが、着ている服が擦れることの摩擦により、プラスとマイナスのバランスが崩れてしまいます。このバランスが崩れた状態を静電気といいます。
この発生した静電気は空気中の水分に放電されるのですが、乾燥する冬場は空気中の水分がすくないため、身体に蓄積されていきます。

また、静電気が起こりやすい体質の人とそうではない人がいます。
身体の中で電気が帯びている状態のことを「帯電」といい、
帯電しやす人はいくつかの原因によって自然に放電しづらい状態になっています。

帯電しやすい体質になる原因の多くは、食生活や睡眠などの生活習慣です。
糖質や脂質の過剰摂取、偏った食事など、食生活の乱れが身体の酸化を進行させます。また、寝不足や疲労、ストレスなどで身体に負担がかかるとマイナスの電気が減ってしまい、プラスに傾いてバランスを崩してしまいます。

静電気が及ぼす身体への影響

静電気が帯電しやすい人は、頭痛や肩こり、関節痛、冷え性などの症状がある方も多い様です。
その理由は…

静電気によって体内のバランスが崩れ、身体が酸性化していると、赤血球にプラス電気が増えて血流が滞る「血液ドロドロ」の状態になります。それが冷え性や肩こりなどの症状を引き起こす要因の一つであると言われています。

また、静電気は、体内に蓄積されたカルシウムやビタミンCを奪う可能性があると考えられています。

カルシウムは、骨や歯の形成、筋肉の収縮、神経伝達など、さまざまな生体機能に重要な役割を果たしています。静電気によってカルシウムが奪われると、筋肉のけいれんや疲労感、イライラ感などの症状が現れる可能性があります。

ビタミンCは、コラーゲンの生成や抗酸化作用など、さまざまな生体機能に重要な役割を果たしています。静電気によってビタミンCが奪われると、肌荒れや風邪の引きやすさなどの症状が現れる可能性があります。

そして、帯電体質の人はアレルギーやアトピーの症状が悪化することもあるそうです。静電気には空気中のホコリを吸着しやすくする性質があり、花粉やホコリといったアレルギーの要因をひきつけやすくなります。

たかが静電気と侮ることなかれ…。
一瞬ビリっとなるだけ、ではないようです。

静電気を抑えるためには

衣服にはプラスに帯電しやすい素材と、マイナスに帯電しやすい素材があります。同じ性質を持つ素材の組み合わせでは静電気の発生が起きにくく、反対に違う性質をもつ素材同士の組み合わせは静電気を発生させやすくなります。
この帯電列が近ければ近いほど、静電気が起きにくくなります。

綿や絹は、吸湿性、吸水性が高く、ポリエステルやナイロンなどと比較すると約3倍~17倍の水分率があります。保湿性があることで、放電しやすくなり、帯電しにくくなります。

静電気が気になる方に、おすすめの衣類

冬のインナーを見直して静電気対策をしてみてはいかがでしょう。
マアル オリジナルの肌着は、生地、レース、縫い糸すべてオーガニックコットン100%で作られています。

冬の乾燥肌に、おすすめ3選

マアル 八分袖インナーパッドポケット付き>>

冬場の乾燥して敏感になった肌に優しいように、とことん考えて作っています。
首回りは浅めのボートネックに。
寒い季節に身につけるものなので、
できるだけ広い範囲をオーガニックコットン生地で包もうと考えました。
シャツのボタンを2つ開けると見えてしまうかもしれませんが、暖かさと、セーターなどアウターの刺激から肌を守ることを優先しました。

マアル オーガニックコットンレギンス>>

前から後ろにかけてのはぎ合わせ部分や、リブの切り替え部分。そして、足の内側の縫い目、裾の縫い目をあえて全て外側に出しています。
そうすることで、肌への刺激を極力少なくし、とことん肌当たりにこだわったレギンスになっています。
(気になる方は、裏返して縫い目を内側にしてお使いいただくこともできます)

マアル オーガニックコットン 腹まき>>

フェアトレード認証のオーガニックコットン100%の糸を使って編んでいます。
ゴム部分は天然ゴムを使用。
肌にゴムが直接ふれないよう、中に織り込んでいる少量の天然ゴムも、
外側をオーガニックコットンでカバーリングしてあるので、
肌に触れるところはオーガニックコットン100%!
カサカサ、カユカユお腹もしっとりふわふわな感覚で温めます。

お子様用に子はらまき>>もあります。

衣類や食生活、睡眠など、身近なところから改善してみてはいかがでしょう。