こんにちは、スタッフマサムネです。
2024年3月に開始した「マアルの自由研究」では、新月ショーツと、マアルで使用している生地を土に埋め、1ヶ月ごとに生分解していく様子をお届けしました。
屋上に設置したプランターは、作業日以外はただ放置していただけなのでプランター全体に根を張るほど雑草がすくすくと成長したり、雨風の影響で埋めたはずのパンツがひょっこり出てきてしまったり、あれ?このプランター、生地埋め忘れてない…?(焦) なんてこともありました。
そんなゆるめな自由研究でしたが、毎月掘り起こすごとに生地の面積が少なくなっていくことで、土の中の見えない微生物たちの存在を確かに感じ取れる実験になりました。
そして、1年が経った2025年3月。
1年間、土の中で眠らせておいた新月ショーツは一体どんな姿になったのでしょうか…!
3月19日
最終日は櫻木、スタッフn、私のフルメンバー集合です!


おー!
しっかり埋めたはずの新月ショーツのレースが出ちゃってますね。
掘ってみましょう!

↑ この作業も最後かぁ~。 左:マサムネ 右:櫻木です

おぉ~!
レースが! きれいに!! なくなっている!!!
まさに1年前想像していた感じです…!
そして、見えているのはウエストゴム!…だとお思いですよね?
(私たちもそう思っていました笑)
ですがこちらはウーリー(※)という伸び止めのテープで、ゴムではないんです。
※これを入れることによって、着用時に生地が伸びすぎて、オーガニックコットンの縫い糸が切れること防いでくれます。
ウーリーはナイロン100%なので(もちろん肌には触れません)、そのままの形で残っています。
なので、私たちが思い描いていた理想の結果は、
オーガニックコットンのレース、生地、縫い糸が分解して
ウエストゴム、ウーリー、品質表示だけが分解せずに残っている状態 だったんです、が…
あれ?これゴムなくてウーリーだけじゃない?という事態に…!
どうしてぇえー!
準備段階の記録にも残っていなかったので3人で困りました。

さすがに今までしっかり残っていたゴムが、キレイさっぱり分解することはないはず…。ということは、(なぜかこのプランターだけ)ゴムを抜いたパンツを埋めた!という結論に落ち着かせました。
(ウーリーはウエスト部分にロックミシンで縫われているので簡単には取り外せません。)
あぁ、1年前に戻りたい…
少しモヤっとする終わり方ですが、とりあえずプランター作業は終了です!
生分解実験326日目の様子
実験を開始した2024年3月と比べてご覧ください。


1年で、オーガニックコットンの生地、レース、縫い糸がこんなに分解されました。
本当に、土へ還るんですねぇ…
頭では分かっていたことですが、こうやってみると本当なんだと実感します。
プランターに1年でこのような結果なので、庭先や畑だったらもう形がなかったかもしれません。
とにかく、マアルのパンツ、土に還りました!
よかった~!
1年間、ゆるゆると続いたマアルの自由研究、楽しんでいただけましたか?
今後も新たな自由研究があるかも?ないかも?笑
まだ分かりませんが、また機会があれば一緒に楽しめたらなと思います。
お付き合いいただいた皆様、ありがとうございました~!
(マアルの自由研究番外編として、櫻木が和綿を植えたブログも覗いてみてくださいね→こちら)
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