始めるには、終わらせてから
いい年をして、春はなんでもできる気がしてしまう。
牡羊座の星を持っているからか、猪年生まれだからか、
春はみんなそうなりがちなのかわかりませんが、
「和綿を植えて、収穫し、自分用の半纏を作ってみたい」と言った(確かに言った)私ですが、半纏を作るどころか、
2024年5月9日、たった1度のレポートをあげただけで、
blog上では見事にフェードアウトしてしまいました。
お恥ずかしや、情けなや。。。
[和綿を植えて考えてみる マアルの自由研究(番外編)2024年5月9日]できる気がしてる顔2024.4月
..そんなこんなで飛び飛びの自由研究になろうかと予測されますが、
最後、冬にmy生産オーガニックコットン和綿で半纏が果たしてできるのか否か?
マサムネにリポートしてもらっている「マアルの自由研究」よりはるかにざっくりした自由研究(というよりただの日記)で恐縮ですが、よろしければ見守ってください!
https://marru.net/blog/sakuragi_research01/
もし「見守ってくださっていた」方がいらしたら本当にごめんなさい。
個人のinstagramhttps://www.instagram.com/marrunao/ のストーリーには、ちょこちょこアップするようにしていましたが(言い訳)、
今年は、写真と数文字程度でもいいから、とにかくblogをアップすることを心がけます!
今日は、2025年度の和綿栽培を始めるまえに、
簡単に振り返って2024年度をまとめておかないと、なんだか自分の中で収まりがつかないので
思い出しながら記録させてもらいます。
実は2週間後に植え直していた
昨年の和綿栽培の一番の思い出はこれです。
最初に種を植えるとき、「表面から何センチのところに種を巻くんだっけ?」と聞かれ、
種と一緒に届いた栽培方法を書いた紙に書いてあったなと
「たしか10センチ」、と答えました。

「なおちゃん、それ、深いんじゃない?」って気がついてくれたのは、
かつて広島県庄原市の婦人会の方々とマアルで和綿を植えるプロジェクトをしたときにアドバイザーになってくれた友人の徳岡まきちゃん。
頭の中がしあわせな私は、植えたあとで早速「収穫したら綿繰りの道具を貸してね」と連絡し、ブログを見てもらったのでした。
そこでこのご指摘をいただき、
1センチの深さに植えるべき種を、10センチの地中深くへ埋め込んでしまったことに気づいたわけです。(自分が嫌いになりました 笑)
インプットしたらアウトプットしてこそ、と精神科医の樺沢紫苑さんはおっしゃっていましたが、本当だ。写真に撮って書いたからこそ、
こうやって気づいて教えてくださる方がいたんだし、
今年、同じ轍は踏むまい、という思いを新たにもできました(1回しかアップしてないのに、わたし偉そうですね)


雑草だらけの畑の中で、どれが綿の芽かわからないまま、とりあえずそれっぽいのが3本だけ出ていたので、それに支柱をたてて、
他は掘りかえしたところで種は土と混ざり合ってしまい、どれが種かわからなかったので
また追加で取り寄せた真岡木綿を「こんどこそ1センチ!」厳守で
植えた(植え直した)のが6月6日。


6月7月は、マアルが1年で最も忙しいとき。
2024年も、各地の出店と新商品の発売などで、次に畑を見に行けたのが7月15日でした。
綿の芽であってくれ、と願ったものはビンゴ!ちゃんと「綿」の様子で、
2週間後に追い蒔きした後発ちゃんらとスクスクと成長しておりました。
そこからはほったらかしでスクスクと。


7月25日。オクラのような花が次々と。
本当は、枝葉を伸ばすために背丈まで伸ばさずほどほどで摘芽したりとか、いろいろしたほうがいいそうなんですが、
2024年度はスタート時に失敗してしまったことで
「育つだけでまるもうけ」みたいな気持ちがあって、何もしませんでした。
まさかこのあと、1mを超えて成長していくなんて、想像もしていなかったんです。


8月11日お盆。毎日のように花が咲き、花の後には結実していく様子が。
茶綿は花の色がオレンジ。綺麗な色をしていました。


背丈を超える綿の木もいくつか。これぞ綿ばたけみたいな風景の中に、
綿の実が次々と弾け始めていたのが9月23日。
この頃の私は、8月末から体調を崩し、帯状疱疹のあとアトピーが大爆発中。
夜も眠れず、暑い痒いでフラフラでした。
岡山へは肌にいいという温泉を尋ねに行ったので、畑はチラ見程度。写真を撮るので精一杯でした。
9月27日から北海道へ湯治に出発したので、一番辛い頃だったなぁ。
長い収穫期が始まる


北海道で2週間の湯治を経て、ありがたいことに見違えるほど回復し、岡山で静養。
お見舞いがてら尋ねてきた長女に綿を収穫してもらったりしたっけ。
どうなることかとさすがの本人も心配になった火傷状態のアトピー再燃だったので、長女と畑に来れた日はもうただただ嬉しかったなぁ。
今、改めてこれを書きながら、
体調管理。戒めなければと思いました。元気でないと、何もできないもの。


2024年冬は、いつまでも暖かかったからか、11月になってもまだ花が咲いたりしていました。
なので、なかなか枝を抜く気になれず、いつまでも畑を占領。
特に次に植える予定もなかったのでまあいっかと。

毎回、畑へ行けばこんな感じで収穫できて、結局最終的に枝ごと抜いたのが1月下旬でした。
あ、わたし、収穫した総グラム数を計っていないことに気がつきました。。。
これも2025年度は、しっかり記録することにします。
というわけでざっくりした報告ですがいかんせん半年間のレポートなので、
長文になってしまいました、お許しを。
今年も動き出しております。
近日中に、襟を正して「2025年度マアルの自由研究」を始めます!