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まだ余韻の中におりますが、
8月27日(金)、28日(土)の2日間に渡り、アレッポの石鹸の共同代表太田さんをお迎えし、
マアルシネマ特別版 「アレッポ 最後の男たち 上映会とお話会」を開きました。

5月からスタートしたマアルシネマ では、「プラスチックの海」と「THE TRUE COST」を基本毎月上映(9月もリンク先のとおり予定しております)しておりますが、
8月は前半にyuyaroastさんに主催していただいた珈琲の映画。
そして今回、ゲストをお招きしての特別版を。

戦争のドキュメンタリー映画を観るのは、私はとても勇気が要りました。フィクションではなく、ドキュメンタリー。だからです。

実際に足を運び、今もアレッポの石鹸を輸入することで関わり続けている太田さんにお話を聞くことが、今回、何より意味があることだと企画しました。
何に関しても、情報が溢れる世の中で「誰を通じて知るか、聞くか」そこから自分で考えて調べていくことがとても大切じゃないかと思っているからです。

参加された方々から、
「ここに来ることがなかったら全く知らなかった、思いもよらなかった」
「まずは知ることがこんなにも大事だとは」
いろんなご感想をいただきました。
初日の部では質問も相次ぎ、
翌日はいろんなご感想を共有させてもらいました。

長い歴史と複雑な背景が混み合って、すぐには理解できないのですが、
今まで以上に関心を持ったこと、
そして、この海を渡って届いたアレッポの石鹸に、とてつもない愛着を感じています。

私個人の感想ですが、海外の戦争や、人種差別や、あらゆることを思うとき、私がこの時代、この国に、この状態で生まれてきたのは「たまたま」であって、同じように「たまたま」別の国に生まれて来た人が、明日の命や明日の糧の心配をして生きているというのは、あまりに不公平じゃないかと思うのです。うーん、うまく書けないけど。
日本にだって、私たちの周りにだって問題や課題や山積みで、余裕だってないけれど、じゃあ関係ない、で済ますのか?知ることから始まることだってきっとあるはず。

太田さんが作ってくれた石鹸タワー。すらっとしていて、私が積んだタワーはずんぐりしていて、ああ、積む人に似るんだなと笑いました。

アレッポの石鹸に関しては
「僕たちは支援じゃなくて、ビジネスとして石鹸を販売しています。
この石鹸が素晴らしく、職人たちも誇りをもって作っている。
この石鹸がいいね、欲しい、使いたいと思う人に届けることが僕らの役割。」
太田さんのその言葉が印象的でした。

実際本当にこの石鹸は、私みたいな肌の弱い人にも、
加齢臭が気になる男性にも、
そして洗濯や、お茶碗洗いにも、万能。
たった3種類の石鹸の種類で、そこまでまかなえるってすごいです。

今月、素souの店頭で販売をスタートしておりましたが、
9月からオンラインショップでも販売を開始することにしました。

今回の特別版に花を?味を添えてくれた、わだち草の原田さんとマウントコーヒー の山本さん。太田さんと意気投合。

今回ご参加された方々から、
そして今回やむを得ない事情でご参加を断念された方々から、
もう一度聞きたい、またこのような機会を設けて欲しいと嬉しいお声をいただいております。

また太田さん、お越し下さる予感がしております。

 

最後にプチ予告)
10月、彼らとマアルシネマ の面白い企画があります!
近日中には一般募集開始(今回ご参加された方々に優先でお伝えし、お申し込みがすでにちらほら)予定です。
お楽しみに!