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こんにちは、スタッフユウイです。
今回は、マアルでお取り扱いしている「ハニカム歯ブラシ」などを手がけている
株式会社E-es-Eの西村社長にインタビューを行いました。

マアルと西村社長との出会いは、8〜9年程前に出展した高島屋のやさしい暮らし展。
嬉しいことに、それ以来長く続くお付き合いとなっています。

「環境」や「フードロス」等に関心の高い西村社長がなぜE-es-Eを立ち上げたのか、
商品に込めた想い、そして人柄が伝わるエピソードまでじっくりお話を伺いました。

― まず、西村社長が環境問題に関心を持ち始めたきっかけを教えてください

大学2年生のとき、書店のアルバイト中にたまたま手にした本がきっかけです。
理工書担当だったんですが、ある日『近未来車・EV戦略』という電気自動車の本が目に入って。
1993年に出た本なんですが、温暖化のこと、北極の氷が溶けて海面が上がること……
今まさに起きていることが全部書いてあったんです。
「人間が好き勝手やってたら地球は持たないんじゃないか」と、読みながら本当にそう思いました。
今は絶版していますが、ずっと手放せなくて今も手元に置いています。

もう一つ、中学・高校の頃にラジオで耳にしたイルカさんの「いつか冷たい雨が」という曲も衝撃的でした。
「牛や鳥やお魚も人間のためにあるのよなんて言わないでほしい、人間だけが偉いんだなんて思わないでほしい」という歌詞なんですが、今でもそらで歌えるくらい印象に残っています
この歌詞は、私が子どもの頃から自然と感じていた感覚だったのかもしれません。

― 大学卒業後はどんなキャリアを歩まれたんですか?

最初は道路設計の会社に入ったんです。環境への意識もあったので、道路のルートを「外から反対」するよりも、決められる立場から変えていった方がいいかなと思ったりもして。

でも実際に入ってみると、ルートの大枠は最初からほぼ決まってるんですよ。地元の有力企業や政治家の意向で「絶対ここを通せ」「ここは避けろ」というポイントがあって、A案からD案まで4パターン作るんですが、最初からC案が通るって決まってるような世界で。4年で転職しました。

次に進んだのが工作機械のユニットを組立している会社で、そこは社内に製造設備が一切なくて全部外注だったんです。おかげで「図面さえ書けば商品は作れる」ということを学べた。これが後の創業に直結しました。

― 創業前から、暮らしの中でも環境に気をつかっていたとか?

かなりやってました(笑)
電気・ガス・水道のメーターを毎朝記録してデータベース化して、家の中の家電製品やコンセントに消費電力測定器をつけて全部測って。照度センサーやモーションセンサーも家に取り付けました。
車ではよく通る道の信号のサイクルをストップウォッチで測定してデータ化して、アイドリングをなるべく減らすとか(笑)

妻には「変態マニアック」って言われてましたけど、そういうのが本当に好きで。 1年後には電気使用量を半分以下に減らせました。 自己満足なんですけど、それがまた楽しくて。

ご飯も今でも土鍋で炊いています。電気炊飯器より圧倒的にエネルギー効率がいいんですよ。 もう27年続けてますが、おいしいし、ガス代も安いし、一緒に温泉卵ぐらいは作れるので、みなさんにもおすすめです。

― E-es-Eを創業したきっかけは?

歯ブラシってもったいないなと、ずっと思っていたんです。
ブラシが傷んだり汚れたりするだけなのに、柄ごと全部捨ててしまう。
ブラシだけ替えられたらいいのに、と調べてみたら、海外ではドイツのメーカーが交換式の歯ブラシを作っていたんですが、ブラシのサイズが大きくて日本人には合わなかった。
じゃあ特許でも取って自分で作ってみようかと、サラリーマンをしながら動き始めたのが最初です。
歯ブラシだけじゃなく、電気なしで使える自然気化式の加湿器とか、展示会で見てきたエコな商品も取り扱いながら「一人でも多くの人に知ってもらいたい」という気持ちで始めました。

― ブランド名「E-es-E」にはどんな意味が込められていますか?

E-es-Eは「Easliy energy-saving for Earth」の頭文字です。
なかでも最初の「easily(手軽に)」を一番大切にしています。
環境のためにやった方がいいと言われても、それが負担になってしまったら長続きしない。
気持ちがある人はともかく、そうでない方にも自然に選んでもらえないといけない。
だからE-es-Eの商品は、環境への配慮を前面に出すより、まず「使いやすさ」「性能の良さ」で選んでもらうことを優先しています。

― ハニカム歯ブラシも使いやすさや性能で選んでいる方が多い気がします

普通の歯ブラシって軸が丸いんです。丸いとつるつるの曲面しかないので、ブラッシングで歯に当たるのは毛先だけ。
でも歯って実はデコボコで、歯と歯の間、奥歯の内側、歯並びの凸凹……毛先だけで全部磨くのは難しい。

ハニカム歯ブラシのブラシ形状は一般的な円形ではなく、六角形ブラシを植毛しています。
六角形には必ず角があるんです。鉛筆を思い浮かべてもらえると分かりやすいんですが、歯磨きの往復運動の中で、毛先だけじゃなくブラシの側面もしっかり歯に当たる。
その結果として磨き残しが減るんです。歯科衛生士さんに検証してもらったときも、丸い歯ブラシと比べて六角形の方が明らかに磨き残しが少なかった。

グリップも工夫していて、ハンドルの真ん中あたりが波打っています。
軽く握るだけで滑りにくく、自然と力を入れすぎずに磨ける。
歯科医院で「磨き方が上手になりましたね」と言われたお客様が、実は変えたのは歯ブラシだけだったという話を聞いた時は本当に嬉しかったですね。

― 歯磨き粉についても教えてください

歯磨き粉は、マアルさんで取り扱って頂いている「ねんどのハミガキ」と、E-es-Eの「ナチュラルホワイトニング歯磨き リプロネクスト」という2つの商品があります。
(※マアルではねんどのハミガキのみご購入いただけます)
このねんどのハミガキとリプロネクストはシャンプーとトリートメントの関係に似ています。
ねんどのハミガキは「シャンプー」で、吸着力で汚れを落とす役割。
リプロネクストは「トリートメント」で、歯の密度を高める、歯が再び石灰化するのを助ける役割です。

ねんどのハミガキは特に着色汚れに強くて、粒子の細かさがウイルスほどの大きさなので、歯の表面のごく小さな凹凸に入り込んだお茶やコーヒーの色素もしっかり吸着して落としてくれます
両方使うのが一番いいですが、リプロネクストは最後のトリートメントとして使うだけでも十分価値があります。

リプロネクストに入っているのがホタテの貝殻由来のアパタイト
人間の歯の表面(エナメル質)の97%はアパタイトでできていて、ホタテの貝殻のアパタイトと分子構造がとてもよく似ているんです。同じ生き物同士が自ら作ったものなので、歯と相性が良い。これを「生体親和性」というそうです。
骨密度と同じで、歯の密度も年齢とともに右肩下がりになっていく。リプロネクストはそれを補ってくれる商品です。

使い方のポイントは「すすがない」こと。
アパタイトが唾液と混ざり合う時間を確保することで歯を再び石灰化するのが進むので、磨いた後はぺっと1回出すくらいにして、30分ほど飲食を避けるのが理想的です。
とくにおすすめなのは就寝前。夜寝る前に塗って寝るのが一番効果的なんです。

― 西村社長が普段の生活で大切にしていることはありますか?

フードロスゼロですね。外食でも一人のときは絶対に残さない。
ラーメンのスープも全部飲みます(笑)
健康面はちょっと置いといて、もったいないので。
食べ残しを出さないというのは、ずっと続けてきたことです。

― 今後E-es-Eとして取り組んでいきたいことを教えてください。

一人ひとりができることには限界があるので、もう少し社会全体や会社としての取り組みにも広げていきたいというのが今の課題意識です。
商品としては、ハニカム歯ブラシに音波振動ユニットを後付けできる「音波歯ブラシユニット」のリニューアル版を1年以内を目標に開発中です。
手磨きでも音波でも使えるハイブリッド方式になる予定なので、楽しみにしていてください。

ライフサイクル全体で環境負荷の少ないものを、これからも作り続けていきたいと思っています。


西村社長がなぜ環境配慮の商品を開発・販売をしているのか、「手軽に続けられること」を大切にしているか、インタビューを通して見えてきた気がします。
環境への配慮と使いやすさは矛盾しないどころか、同じ方向を向いているのだなと感じました。
「手軽に続けられること」を軸に作られたE-es-Eの商品が、気づいたら長く愛用品になっている——そんな出会いをこれからもマアルからお届けしていきたいと思います。


E-es-E 商品一覧

サレドミュー ハニカム歯ブラシ コンパクトヘッド

https://marru.net/?pid=166880421

サレドミュー ハニカム歯ブラシ コンパクトヘッド 替えブラシ

https://marru.net/?pid=167644737

ボディクレイ ねんどのハミガキ

https://marru.net/?pid=166167195

毛玉とりブラシ

https://marru.net/?pid=125548824