5月は「フェアトレード月間」とし、「フェアトレード」を知ってもらうキャンペーンがあちこちで開催されています。
マアルをはじめて16年、ずっとフェアトレードのオーガニックコットンで肌着を作っているのに、
恥ずかしながら私の中でははじめの数年、
「フェアトレード」と「オーガニックコットン」はイコールではありませんでした。
「オーガニックコットン」=無農薬・無化学肥料で栽培した綿のこと
「フェアトレード」=公正な取引をし、適切な価格で売買されること
それぞれの名詞に含まれる意味が、ここ近年、大半イコールで結ばれているようです。
なぜなら、
「オーガニックコットン」として第三者機関から認証を得る際には、
栽培方法の他にも、強制労働・児童労働をさせない、トレサービリティが明確である、フェアトレードである、といったことも必須項目になりつつあるからです。
つまり、「オーガニックコットン」を選ぶということは、「フェアトレード」を選んでいるということ。

オーガニックでコットンを作るのは、手間がかかります。
摘み取りだって、ひとつひとつ手作業です。
もし、これがフェアな価格で取引されず、農家の方々を苦しめるコストで買い叩かれてしまっていたら、、、いくら土地が痩せない、環境にやさしいといっても誰が作るでしょうか?

わたしはよく、フェアトレードのことを考える時に
自分の家族だったら?と想像します。
わたしのお父さん、が過酷な状況で働きづめでも、まともな賃金が貰えなかったら?
わたしのむすめが、学校も行けず働いても働いても、食事代にもならないくらいの賃金だったら?
したことは、返ってくるといいます。
これまで発展途上国と呼ばれる国の方々に対して搾取し、利益を蝕んできた仕組みは、
もうこの先、続くわけがないと思いませんか?

バナナも、カカオも、コットンも、作ってくださる人たちがいるから食べられる。
安いものをたくさん作って、売って、大量に捨てているのはどこの国?
作る人も、使う人も、そしてそれぞれの家族も、同じ輪の中にいることを忘れずに、
まあるく暮らしていきたいと思います。


