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お休みをいただき、沖縄県宮古島に行ってきました(まだ沖縄県内にいますが)。
宮古島は母の故郷。
今回は祖母の墓参りが目的です。

20年前に私と長女のアトピーが八方塞がりくらいに酷くなり、もう何をどうしたらいいのか見えなかった時、祖父の赤瓦の家に母と私、長女の3人で療養させてもらっていました。
祖父は晩年、野口整体を学び島で教室を開き、歩く会の主催をしていたりと自然療法に関心がある人だったので、
毎朝砂浴をしに、誰も歩いていない浜に連れて行ってはスコップで穴を掘ってくれたり、自家栽培の無農薬野菜で酵素ジュースを飲ませ、気功をし、肝臓や腎臓に温灸や、、
もうあらゆるお手当を毎日してくれました。

毎晩かゆみで泣き、眠りの浅かった長女が、生まれて初めて朝までぐっすり寝たのは3歳になったばかりのここ、宮古島でした。
朝、一緒に目が覚めたときの感動は忘れられません。
私も生理がとまり、痩せ細っていましたがみるみる肌も身体も蘇り、、3ヶ月後、つるつるになって横浜に帰りました。


その後も肌は山あり谷ありでしたが、
『宮古島へ行けばどうにかなる』という経験は、いつも心の支えになりました。



今も宮古島へ行くと、毎回祖父がニコニコ笑ってくれているように感じるし、
島の力と、親戚の愛情をものすごく感じ、ありがたさに包まれます。

あの頃は塩水も気絶しそうに痒かったですが、今はただただ気持ちがいい。

20年前の自分にこんな未来があるんだよ、と教えてあげたいです。
マアルをすることで、肌が弱くて辛い方や、不調のかたに何かしらお役に立てられるなら、それが私のせめてもの恩返しに繋がるなという思いを新たにしました。