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農産物と同じように、繊維の業界にも織り・編みの「産地」があるのをご存知でしょうか?

マアルのお客様なら「久留米絣」が身近で馴染深いかと思います。
時々出店させていただいているtamaki niimeさんは「播州織り」。
そして、この春、ようやく念願叶って発売を迎えた「わたしたちのふく」ブラウス、今回の生地は「遠州織り」。

今回、その静岡県で伝統的に続く「遠州織り」というご縁で、
素材にこだわったお洋服を作っていらっしゃるブランド’ HUIS ’(ハウス)さんのお取り扱いが始まります。

HUIS

“日々の暮らしの中に馴染む上質な日常着” 生活の中に自然に溶け込み、かつ存在感を感じられるもの。 HUISは、身に着ける人の心地よさと満足感を大切にし、ディティールを意識したベーシックな服作りをしています。

1.素材への徹底したこだわり 伝統ある遠州地方で生産される高品質な生地「遠州織物」から、すべての商品を製作しています。 世界でも最高峰の技術を有する織布工場において、昔ながらの織機により丁寧に織られる生地は、高い耐久性と豊かな風合いをも1つ特別な生地です。

2.ディティールを意識したベーシックなものづくり 素材感や縫製・ボタンなど細かなデザインに拘りつつ、どなたにも馴染むベーシックな服作りをコンセプトとしています。定番のアイテムを基軸とし、いつでも・いつまでも愛用していただける一着を形にします。

https://1-huis.stores.jp/about

「遠州織り」といっても、使う糸の太さや密度の設定により様々ではあるものの、
やはりこんなにも時間をかけて(通常の20〜30倍)織り上げた生地のふくよかさは、
身につけてこそわかるんだなぁって、
わたしたちのふくのブラウスでも、そして HUISさんの服達で痛感しました。
糸に負担をかけずゆっくりシャトル機で織り上げた生地はとても長持ちするそうです。

生地に関する詳しいこと→「HUIS ホームページ’育つ生地  ‘」

HUISさんの服はシャツ、ブラウス、パンツ、スカート、ワンピースで、基本の型がそれぞれいくつか用意されていて、同じ型でも生地や色を変えて様々に展開されていらっしゃいます。
ほとんどがフリーサイズで、ユニセックスのものも多く、
そういう点も、飽きずに何年も着続けられて、体型が多少変化しても大丈夫で、家族と共有もできたりする、衣類を大事にしていく理念が私はとても好きです。

広島の実店舗 marru素souではさまざまな品目を販売させていただきますが、
オンラインショップはとりあえず2つの形からお取り扱い始めます。
ひとつは上記写真の
タイプライタークロスバンドカラーオーバーシャツ(コバルトブルー)【ユニセックス】015

 

そしてもうひと型は、
[HUIS in house]というHUISさんの服の中でも和歌山で編んだ生地を使った(ゆえに遠州織りではありません)シリーズ。
この、SUVIN COTTONフレンチスリーブスクエアカットソー CS104 は、
とても高級感と生地に張りがあって、オフィスでも、カジュアルでも両方使える!と、早速マアルのスタッフが購入したくらいいい感じなんです。(アイスグレーネイビーの2色)

 

オンラインショップ、お客様のご要望で品目を増やすか検討するので、
もし「ボトムス希望」とか何かありましたらお気軽にリクエストください。

 

先日、私は浜松のお取り扱い店舗「くつろぎ庵」さんでのポップアップでお邪魔していた際、
 HUISの松下社長さんとお話することができました(わざわざお越し下さり感激でした)
長年くつろぎ庵でHUISさんのポップアップをされていらっしゃるご縁から、マアルのことを以前から知っていてくださって、とても嬉しかったなぁ。
(写真撮ればよかった、って後で思いました 笑)

このパンツ、私速攻で購入しました(素souで販売します)。
バフクロスっていう乗馬時に鞍が滑らないよう鞍の下に敷かれる“馬布(バフ)”を由来とする生地で、鞍と馬体の間の強い摩擦に耐えられる必要があることから、太い糸を超高密度で織りあげ、とても強度があるのが特徴だそうです。

このパンツも相当長く使えそうで楽しみです。

オンラインショップ、店舗、いずれも7月7日七夕から登場します!お楽しみに!