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持続可能な社会のためにマアルができること
Live together in harmony
~フェアトレード~

持続可能な社会のためにマアルができること Live together in harmony
~フェアトレード~

「フェアトレード」

直訳すると「公正な貿易」となりますが、マアルでは商業的な意味合いだけではなく、
生産者と継続して公正な取引を続けることで気持ちよい関係を持続し、双方の生活が成り立つこと
と、とらえています。

私たちが日頃手にしている、チョコレートの原料になるカカオ、バナナ、砂糖の原料になるサトウキビなど。
これらの多くは発展途上国との農産物取引によってによって日本にやってきます。
その生産地では、現在も多くの問題を抱えており、
奴隷、植民地、児童労働、貧困、農薬、などといった言葉は決して過去のものではなく、
形を変えて影を落としています。

コットン(綿)の栽培についても状況は同じです。
ファストファッションをはじめとした大量消費時代の中で、大量の原料が必要となり、安さを求められ、賃金の安い発展途上国の人々をいわば「利用」する形になっていったように思います。

マアルをはじめるときに考えたこと。

たとえ肌触りや形が良いものだったとしても、
原材料の生産や生地への加工他、その工程を遡っていった時に、
そこに関わる人々が辛い思い、苦しい思いをしながら働いていたとしたら、
それは身につけてほんとうに「気持ちがいい」と言えるのだろうか。

ほんとうに気持ちのいい肌着を作るために。
マアルは、生産者と気持ちよく持続的に繋がっていることが重要な要素の一つだと考えています。

作っている人を思うようになれば、安く買って使い捨て、といった消費も変わっていくのではないでしょうか。

衣食住、何においても、
育てる人、作る人、企画する人、売る人、買う人、使う人、
みんなマアルい輪の中に存在していることを意識して暮らしたい、と願っています。


マアルが出会った「bioRe」というフェアトレードオーガニックコットンプロジェクト。
2017年、幸運にもインドのbioReプロジェクトを訪れる機会を得ました。

そこにはフェアトレードを超えた、双方を尊重しながら継続してプロジェクトを支えていく気持ちのよい姿がありました。

(現地の様子はこちらをご覧ください >>ippo「マアルの肌着ができるまで 綿から糸 編」