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マアルで(しばらくは素souの店舗のみ)、お塩の取り扱いが始まります。
その名も「満月塩」と「新月塩」。

名前に惹かれた、のはもちろんですが、
「美味しいから」これが1番の理由です。
やっぱりここに尽きますね。

出会いは、マアルの元スタッフ、今は別府で南インド料理店を営むTANEの美沙さん。お土産に、と、大分で生まれたというこのお塩をいただきました。

大事に少しずつ使っていましたが、
この春、お店をお休みしている間に素のキッチンでお昼ご飯を作るため持ってきたこのお塩が大活躍。

天然塩によっては強めだったり、弱めだったりしますが、
料理の仕込みに使っても、仕上げにふりかけても、
程よい旨味と塩気が絶妙でした。

画像:はとうづ波こうぼうさん

大分県最南端の佐伯市蒲江「波当津海岸」に「はとうづ波こうぼう」さんがあります。
蒲江は狭い湾が複雑に入り組んだリアス式海岸になっており、
海流が制限される為に内海にミネラル分がたまりやすくなっているそうです。

またここには透明で塩分濃度が高い黒潮が流れ込んでいることから、
ミネラル豊富で塩分濃度の高い海水となり、
それを汲み上げ、鉄釜でじっくり煮詰めて製塩されるそうです。

画像:はとうづ波こうぼうさん

なぜ、満月塩・新月塩か?

というと、満月と新月の日には、引力が強くなり、海面の高低差がもっとも大きくなる「大潮」状態になります。
大潮のときには海底のきれいな海洋深層水が海面に引き上げられるため、より新鮮な海水からの塩ができるそうです。


新月と満月の際という、とても限られた時に作るお塩。
しかも全て手作業でされていらっしゃいます。

ご相談させてもらってから数ヶ月。
「焚き上がりました!」のご連絡をいただきました。

今回入荷のお塩、先日のくっきり美しく大きなブルームーンの際に焚いた「満月塩」、
そして「新月塩」。
いずれもほんの少しずつです。

満月塩/新月塩 70g/袋  700円+税


恐れ入りますが、しばらくの間、
このお塩は入荷しましたらお一人様おひとつ限定にさせてください。
新月と満月、どちらを選ぶかもインスピレーションで。


大分の海、潮の満ち引き、月のめぐり、
釜焚きする作業、、

想いを馳せながら、味わうお塩になりそうです。

素にて、10月31日(土)から販売します。