マスクに蒸れて辛い人に。
「外出時はマスク必須」の状態になってから2〜3ヶ月経ちますが、
お顔の肌が弱い人、困っていらっしゃる方いませんか?
最初のうちはよかったけど、毎日になると、
マスクが当たる部分が肌に擦れて刺激に。
→わたしは、市販の使い捨てマスクだとすぐチカチカカユカユになります。
マアルのオーガニックコットンマスクですら、完成までの試作の段階のものではパスしたものもあるくらい。
肌バリアが弱いので、すぐ刺激になってかゆみや発疹になったりします。。
マアルのマスクが出来てからは、安心していたのですが、
「きっと私の場合、気温が上がるとこれじゃ蒸れてくるかも。。。」と予感がしたので、
4月から、実は試作を始めていました。
肌着作りと同じですね。
顔は、下着をつけるところと同じように、肌は薄いし、
蒸れると柔らかくなって刺激を感じやすくなるし、
歩いたり口を動かして話したりでマスクが動くたびに触れる箇所が擦れて
微妙な刺激が繰り返されるので、そりゃ肌が弱い人はトラブル起きて当然かもしれません。
実際、気温が急に高くなったGW後半あたり、ウォーキングしていると鼻の下が蒸れて痒くて痒くて、、
一度トラブルを起こすとバリアが戻るまでこの年齢だと1ヶ月はかかるし、
しかも仕事(趣味)柄、試作やいろんなマスクを人体実験的に試しているので結構肌ボロボロです。
いっそ、1枚の布でいいじゃないか!
で、ようやく、夏バージョンが出来ました!
このサンプルが出来てからというもの、
これしか着けたくありません。
ご覧のとおり、2層、4層のマスクが当たり前のなか、
思い切って1枚仕立てにしました。
もともと布マスクは、感染予防という観点ではクエスチョンですので、
あくまで飛沫を防ぐとか、顔を指で触らないようにするための布アイテムのひとつとしてお捉えくださいね。
はじめは、ロックミシンを外側にして着用するためにサンプルを作ってもらいましたが、試しに内側にして着用してみたところ、
縫い糸がオーガニックコットンだからか、私には(今のところ)刺激に感じませんでした。なので、普段は縫い目を内側にして使っています。
詳しくは商品ページをご覧いただきたいのですが、
今までのマアルのマスクより、夏=日焼け予防も考え、
ひとまわり大きめのデザインにしました。
頬骨の上、目の下ギリギリまでくるので、一番焼けやすい頰を守ります。
しかも!今回、「夏マスク」用に採用したオーガニックコットン生地は、
さらさらの肌当たりに加え、
UVカット95%の天然の力を持つ、オーガニックコットン茶綿を加えた生地なんです!
コットンは、種を強烈な日差し、有害な紫外線から守るためにもともと遮光性のある茶色の綿毛に包まれていました。
綿が布となり、商業利用されるようになって、染めるのに便利な生成りが主流となりましたが。この話は長くなるので、ぜひNOC(日本オーガニックコットン流通機構)のこちらの記事をご覧ください。NOCさんが公的検査期間で調べたところ、生成りのオーガニックコットンは80から90%の遮光率だったのに対し(それもすごいと思いますが)茶綿は95%の結果が出たそうです。
蒸れにくくて、天然の力で日焼け対策にもなるマアルの「夏マスク」。
明日、5月22日(金)のお昼12時半から受注を受け付けます。
今後、ひとまずこの夏マスクを継続していく予定です。(いろんな試作は続けます)どうぞお楽しみに!