instagramにこの日記をアップして数日。もう、宮古島へ行きたくてたまらない。
宮崎の祖母(キク)にも、会いたくてたまらない。
晩御飯を食べて、「あーお茶碗洗わなくちゃ」と思いながら、終わらない仕事をしているこの時間にも、おばあちゃんに、「想ってるよ」と伝えたい。これはエゴなのか、なんなのか。
年寄りが、自由に人と会う時間を、機会を、奪っているのか、命を守っているからいいのか?(そもそもそれで命は守られるのか?)
そういう論争をするエネルギーは持ち合わせていないけど、
誰だって、愛する人たちを病気にしたいわけじゃない、じゃあ孤独にさせていいのか、なんなんだ。じわじわと時間をかけて何かを蝕んでいくこのコロナって、なんなんだ?
キクちゃんになんて、去年のお正月、まさかこんなに会えなくなるとは思いもよらず、またお盆休みにね!と握手してハグして別れたきり。
そのまま施設で96才、97才と年を重ねるキクちゃんは幸せなのか?
(施設の方々は本当によくしてくださっているし、本当に感謝しているのだけれども)。
直接、宮古島でおばあ達のの声を聞いたものだから、ますますやるせない気持ちになっている。。。
2021.4.6
母の郷里、宮古島へ3年ぶりに。
今回は叔父と母と同行で、たくさんの親族に会ってきました。
このおばあは、おじいの長兄の〇〇兄さんの次女、とか、叔父が説明してくれてもちんぷんかんぷんだし、説明している叔父におばあが『違うさ、あれのあれで、』と突っ込まれる始末、
系図なんてどうでもいいさー、
とにかく親戚だよぅ、元気してたかぁ、嬉しいねぇ、
誰々が亡くなったさぁ、誰々はボケてしまったよぉ、
あんた(叔父)は艶がいいさあね、可愛いねえ、嬉しいねえ、
〇〇××〇〇(感激すると方言になり全く訳せず)、、
訪ねていくと、
おばあ達は最初きょとーんとしていたり(マスクしてるから余計誰か分からん)。
それが、誰か分かった瞬間にパァッと表情が明るくなり、ワナワナと手を握り、目にぶわあっと涙が溢れて、喜びを全身で表している姿に、私までこみあげるものがありました。
コロナで島外からの帰省も減り、元気の源、ゆんたくだって減ったはず。。
70代の叔父と母を、可愛い可愛いと撫でまくる90代や80代のおばあ達。
宮崎にいるキクちゃん(98歳)のことが大好きなおばあは、
私がスマホで先週母が撮影した笑顔のキクちゃんの写真をびよーんと大きくして見せたらまた泣いて、スマホを胸にあてたり、頬擦りしたり。『キク姉さんが元気なら私も頑張らんとね、会いたいね』。
また必ず来るんだから、元気にしていてよ、絶対よ。
生きているかねぇ、覚えていてね。
もちろんさあ、わすれた事ないよー。
すぐ来なさいよー。
どの家も去り難かったのは私より、叔父達のほうでしょう。
マアルのblogで書いたことがありますが、長女と私のアトピーがもうどうにも手に負えなくなった18年前、晩年、野口整体の指導をしていた宮古島の祖父のもとに3ヶ月滞在させてもらっていました。
毎日砂浴し、いろんな手当てをしてもらい、帰る頃には痒みのない、つるつるの肌になって横浜に戻りました。(そのあとまた出ちゃうんだけど、前ほどにはならず👌)
祖父はもちろん、親戚に、ルーツに、宮古島の空気と海に、改めて今回たくさんの事を感じています。
那覇のもうひとりの超忙しい叔父も時間作ってくれて有難いばかりでした。
自分に流れている半分の沖縄の血が、
何か、したそうだぞ。
しつこく追記
今日は新月、しかも牡羊座の新月でした。
実は「何か、したそうだぞ」は、もう頭の中で何年も前から、いや、宮古島に3ヶ月滞在した18年前から構想があるのです。
ああ、やばい。実現しちゃう。笑。ひっさしぶりに書きます。新月の願い事。