下のボタンから各レポートをご覧いただくことができます。
↑今回
こんにちは!マアルの櫻木です。
「マアルの自由研究2024 マアルのパンツは土に還る?」を、
スタッフの政宗とnが見事に最終報告してくれたのが5月25日。
こういう実験をしてみようよ!と言い出しただけで、あとは出張だ、留守だと完全に2人にお任せしてしまった私ですが、今年こそは!
と、思いながら、スタートからすっかり報告が遅くなってしまいました。
作業はせっせと励んでおりますよー。
ではご覧ください。

パンツが分解した土に作物は育つのか?
マアルの自由研究2025の目的
目的、なんてそれっぽいことを書いておりますが、
昨年と同様、あくまで「自由な」研究を一番の目的にしています。
昨年、マアルのパンツはレーヨンと同じようなスピードで土に還っていくこと、ポリエステルは期間中全く分解しなかったことを確認したわたしたち。
上の写真のとおり、10個のプランターに同じようにパンツと素材違いの生地パーツを並べ、
約1ヶ月おきに端から順番に発掘作業をしていきました。
日数が経てば経つほど分解し、引き上げられない部分が多くなってきた、すなわち
土に還り、プランターの土に分解した生地が混ざっていることになります。
果たして、その土に、作物は育つのか?
せっかく分解しても、何か作物によからぬ物質があって育たない、なんてことがあったら
埋めない方がいいかもしれない。
なんとなく(自由研究なので^^;)、そのあたりを確かめたくて、
2025年度、作物を育ててみます!
作物?そりゃあ、マアルですもの、まずはコットンに決まってますよね
6月13日 種まき

種まき、の1週間前に、プランターに同量ずつ、土を足し、有機石灰を少しまいて弱アルカリにしておきました。
プランターによってパンツと生地の分解ボリュームが違うため、土の移動はしていません。
シンプルに足して、ちょっとかき混ぜておきました。

プランターの手前には、通称「直美タネ(不気味)」。
これは、昨年私が岡山の畑で「ほったらかし栽培」して収穫したもの。
プランターの奥、壁側は購入したタネ。
どちらも、もともとの購入先は同じで、「真岡木綿」という品種です。

各プランター手前と奥に、それぞれ3粒ずつ、種を蒔きました。
本来、種まきは梅雨が始まる前。5月中旬くらいがお勧めされているので、
随分出遅れたスタートです。
昨年、岡山の畑でもこれくらいの時期にスタートしたから、「きっと大丈夫」と思いながら植えました。
6月19日 発芽

早い!1週間後に屋上へ上がってみると、もうほとんど発芽していました。
可愛い可愛いふたばちゃん。
双葉というのは、なんだか希望だなぁ。
とか思いながら、そして同時に雑草が結構生えているのにも気が付きながら、抜かずに水やりだけしました。
7月2日

梅雨で雨が続いて、前回から7月2日の間には2回の水やりで済みました。
明らかに、奥側、購入した種の発育のほうがいいですが(直美タネがんばれー!)、
雨にも腐らず、暑い日差しにもまけず、スクスクと育っている様子に毎回感動します。
この写真に番号を振ったのは、そろそろ各プランターに分解しているであろうパンツの記憶と照らし合わせたかったから。
①から発掘したときは

ほぼ全てを取り出せました。すなわち①のプランターの土には、新月ショーツのほんの少しの部分しか混ざっていないことになります。

③はこのとおり。だいぶ、土に混ざっているはずです。
こんな感じで、プランターのワタと、雑草の発育具合を見てみると↑(上の写真に戻ってね)
①より②、②より③、③より④と、どんどん綿はスクスク、雑草もボウボウに生えているのがわかります。
ただ、⑥、⑦が、それほどでもないことに疑問を持ちます。
これは、⑥と⑦を掘り返した時期とか関係するのかな?
というわけで⑥を掘り起こした時のマサムネのブログを読んでみました。
9月に掘り返しているようです。
おおー!
なぜか、この時、⑤のプランターよりも分解が進んでいなかったと報告されています!
パンツが栄養分になっているのであれば、
⑥が⑤より発育がゆっくりめな理由がついたのかもしれません!(今、ひとり私は興奮しております。みなさまにこのワクワクが届きますように!)
7月9日

先ほど立てた仮説からこの最新の写真をみると、
パンツや生地ピースが分解した土は、雑草がボウボウ。
水やりの都度、抜いて、同じプランターに戻しているのですが(抜いた痕跡を残すためと、土の乾燥の予防になればと思って)、③と④のプランターは毎回生えています。

3日に1度ペースの水やりは、暑くて暑くて、じっくり分析なんてする余裕がないのですが、
こうして去年のプランターの様子と比較しながらブログを書いて、
早くも「おおーー!」って答え合わせができてきたようでびっくりしています。
「作物が育つかどうか」なら、
もうすでに芽が出て生えているので「育っている」YES!ということで実験終了?
いえいえ、まだまだ、綿の様子を楽しく見守ってまいります!
「番外編」の岡山の畑では、今年は結構真面目に同じ品種の棉を育ててまして、
こちらはひと足お先に花が咲き始めました!
また報告しますね!
早速、追伸です。
今回、和棉を無農薬で栽培することから、
メイド・イン・アースさんの「和綿の種広がるプロジェクト」に参加表明させていただきました。
このプロジェクトは、「日本のコットンの自給率はゼロである」という事実に危機感を持たれたメイド・イン・アースさんが2003年より始めた、日本の在来の和綿の種を栽培し広めてゆくもの。
まずは育ててみて、綿を身近に感じることで素材に興味を持つのも世界が広がり楽しいことだと思っています。

