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こんにちは、事務所の真ん中よりちょっと奥?の桜井です。

あっという間にもう6月、
ジトッとした雨の季節が終われば、暑い暑い夏がやってきます。


こちら、マアル近くの「空鞘稲生神社」6月の風景、茅の輪。
6月29日には毎年「夏越祭」の神事が執り行われ、打上花火もあります。
空鞘稲生神社 夏越祭

梅雨時は気温が低くても、湿度が高ければそれはそれで汗と湿気でベトベト。
真夏は高温で汗腺全開(特に私を含む汗をかく派の皆さん)
少しでも快適に、さらっと、爽やかに過ごせたら。

汗をかく派の私としては、夏の衣類選びが結構大事。
お尻や太ももあたりにもしっかり汗をかいてしまうので、自転車で通勤していた頃は着替えを持って出勤していたこともありました。

あーーー!爽やかな夏が欲しい!!!

そんな私が数年前、マアルで久留米絣を扱い始めて1年ほど経った頃、初めて久留米絣のロングパンツを着てみたときの衝撃は忘れません。


「軽い」


この一言に尽きます。

その前にも久留米絣の満月パンツは使っていたので、下着としての快適さはわかっていたのですが、ウエアとしても最高じゃないですか。
(いや、久留米絣は着物に使われていたので、ウエアが普通で下着が珍しいんじゃないかと)

汗をよくかく方、暑がりの方ならお分かりいただけるかと思いますが、この「軽い」というのが大変重要。
暑い時に重たい服は辛い、軽ければ軽いほど大勝利!

それ以来、夏は久留米絣のロングパンツが鉄板となりました。
というか、ほぼそれしか着ていません。

私の救世主、大感謝。

ここからは、「軽い」以外にもある久留米絣おすすめの理由やその製造過程、そしてお待ちかね(私が笑)、最後に2024年新作をご紹介します。

久留米絣がおすすめのワケ

  • 軽い
    とにかく軽い、軽快。
    衣類が軽いと体が楽です、間違いない。
    この軽さ、ぜひ感じていただきたいです。
  • サラッとした生地感
    なんでしょう、このサラッとした肌触り。
    汗をかいて皮膚がベタっとしていても、張り付くことほぼ皆無。
    あのジメジメベタベタ肌にくっつく感じがないのは最&高です。
    そもそも日本で長く使われてきた織物である、ということは、日本の蒸し暑い気候に適している、といえるのではないでしょうか。
  • すぐ乾く
    そう、そしてすぐ乾く。
    夜に洗濯すれば朝には乾いていて着用可能。
    お出かけ中に吸った湿気も素早く放出。
    これがサラサラ感にもつながっています。
  • 洗濯を重ねるとより柔らかく
    洗濯頻度の高い夏、どんどん生地が柔らかく育ちます。
    特に下着でこの柔らかさがありがたい!
  • 丈夫
    丈夫な綿織物である久留米絣。
    江戸時代から丈夫な日常着として親しまれてきたので間違いない。
  • 夏だけじゃない
    私は汗かきなので暑い時期に~と言っていますが、実は冬でもOK。
    糸の間に空気を含んでいて、意外ではありますが暖かく感じることも。
    夏はすっきり、冬はふんわり、嘘のような本当の話。

久留米絣はこんな風に作られる


福岡県で江戸時代から200年ほど織られている「久留米絣」。
マアルがいつもお願いしている織元での様子を取材した記事「久留米絣織元の風景」をぜひご覧ください。

生地に柄をプリント(型染め)ではなく、糸を模様に合わせて染めてから織ることで柄を表現。
完成まで想像以上に時間がかかりますが、そこから生み出される独特の「かすれ」と呼ばれる柄の表情が魅力のひとつです。

糸を柄に合わせてくくって、染めて、洗って、織って…
と簡単に書いていますが、それぞれの工程で人の手がかかる繊細な作業によって作られます。

その様子を写真や動画とともにご紹介しています、いかに時間のかかる複雑な工程であるかお分かりいただけると思います。

マアルオリジナル久留米絣は特別仕様

実は、マアルで使用している久留米絣は他にはない特別仕様です。
何が特別かというと、

  • オーガニックコットンを使っています
    オーガニックコットン肌着のマアル、なので、オーガニックコットンで作られています。
  • 糸のテンション緩めで織っています
    肌着に使うために、糸のテンションを緩めに調整しています。
    このことで、糸と糸の間に空間があり、より柔らかく空気を含むような仕上がりになっています。

この仕様が、久留米絣の着用感をよりアップさせているのではないでしょうか。

デメリットといえば…

使用上のデメリットは「ない!」と言っていいのですが、時間をかけて作られる生地ですので、どうしても価格がお高めにはなります。
とはいえ、丈夫で長持ち、そして人の手で丁寧に作られた伝統工芸品である久留米絣で過ごす夏に、その価値はあると思います。

2024年5月、待望のマアルオリジナル久留米絣新色・新柄・新タイプ登場!

待ってました!(特に私が。しつこい笑)
2022年6月の「ブラック霧雨」から2年、新柄、新色、そして新タイプの商品が出ます。

新色「黒無地」のロングパンツ・ショートパンツ・そして新タイプ「ロングスカート」

黒く染めた糸で織られた「黒無地」
コーディネートしやすい色は一年中大活躍ではないでしょうか。

今までと同じ「ロングパンツ」「ショートパンツ」の他、
今回初めて「ロングスカート」をご用意しました。

いやもう、スカート絶対涼しい!気持ちいい!間違いない!

新柄「白地カラフル」の満月パンツ・太陽パンツ

今までのマアルオリジナル久留米絣は、比較的濃いめの色だったのですが、今回は白をベースにカラフルな色が楽しい新柄で「満月パンツ(レディース)」「太陽パンツ(メンズ)」を作りました。

久留米絣のメリットが存分に生かされたマアルオリジナル久留米絣の肌着。
蒸れにくくすぐ乾く、汗で張り付きにくい、丈夫で洗うほど柔らかくなるパンツ。

実は夏だけでなく年間通して大活躍、私も一年中使ってます。

新作だけでなく、引き続き販売中の久留米絣シリーズもあわせてご覧いただけたらうれしいです。

※ブラック霧雨は在庫限りで終了です、お早めに!

「汗かく派」の皆さん、「確かに、こりゃサラッと爽やか」と共感していただけると思います。

今年の夏も
久留米絣大活躍
待ったなし!