こんにちは、スタッフマサムネです。
2月23日にマアルシネマ「もったいないキッチン」の上映と、こども食堂のお話会が開催されました。
沢山の方にご参加いただき、当日は満席でのイベントとなりました!
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
今回のマアルシネマのテーマはフードロス。
過去のマアルシネマで「0円キッチン」という映画を上映し、その続編でもありました。
今までイベントに参加してくださった皆様からのアンケートでも食に関心を持たれている方が特に多く、今回は日本を舞台にしたフードロスの映画を選びました。
様々な取り組みをされている方に会いにいって明るい雰囲気で進む映画ですが、フードロスの現実もしっかりと映されていて、とても勉強になる内容でした。
フードロスについて考えてみませんか?
例えば、美味しく食べられる期間という意味の「賞味期限」。
賞味期限が過ぎた食品を、皆さんならどうしますか?
私個人としては、物や過ぎた日数にもよりますが、色、質感、臭い、味など気になることが無ければ賞味期限が過ぎてももぐもぐ食べてしまいます。
もちろん、身体に入るものですし、それぞれの考えがあることなので個人の判断が1番大事だと思います。
でももしご家庭にそんな食品があったら、「本当に食べられないもの?」と立ち止まって考えてもらいたいなぁと個人的には思いますし、なんでもポイッとするのはそれこそもったいないことだと思います。
なんでも簡単に手に入る時代で、 私もスーパーで綺麗にパック詰めされた食品に日々触れていると、「命を頂いている」という感覚が薄くなってしまっているなぁと反省しました…
食材を買いすぎない、作りすぎないということを大前提に私ももったいない精神で前向きにコツコツ頑張ろうとポジティブになれる映画でした(^^)
こども食堂ってなに?
そして第二部のお話会。
打ち合わせの段階から、皆さんと共有したいと思った内容が盛りだくさんで楽しみにしていました。
そもそもこのお話会は、私自身がこども食堂に関心があったことからフードバンク事業もされている NPO法人広島こども食堂支援センター理事長の越智さんにお声をかけさせていただいて実現したものでした。
こども食堂の始まりとされているのが、2012年、東京大田区の八百屋さんで近藤博さんが始めた地域サロンで、こども食堂の由来は、大人と一緒じゃなくて、こどもだけでも参加できる食堂という意味。
その後マスコミやテレビ、映画などで世間に知られるようになっていったのですが、その中のキーワードが、こどもの貧困や貧困対策という取り上げ方だったので、こども食堂=こどもの貧困・貧困家庭と考える人が多くなったと教えていただきました。
広島のこども食堂は現在145ヶ所
広島こども食堂支援センターで定めているこども食堂の定義は
①非営利(ボランティアで運営)
②非限定
③交流の場であること
こども、保護者、ボランティア、地域の人それぞれが、様々な目的をもって
参加するため、こども食堂の目的はあえて決めないと越智さんは仰っていました。
「料理に興味があるから」
「クラスが変わって遊べなくなったあの子と会えるから」
「ボランティアの〇〇さんと将棋がしたいから」
こどもも色々な思いで参加しています。
誰にでも開かれた場所であるからこそ、結果的に助けが必要な家庭にも手をさしのべることが出来たり、地域との関わりが希薄な現代でも新たな出会いや、多世代での交流ができたり、こども、大人関係なくみんなの居場所となっているのがこども食堂なんです。
私も越智さんの紹介で、本川公園の「夕焼けぽっぽ食堂」というこども食堂のお手伝いに行っています。
とても素敵な運営者さんで、食材や調味料にもこだわりをもった美味しいごはんをいつも出されています♪
少しでも興味を持っていただけたら、ぜひお近くのこども食堂に足を運んでみてください!
皆さん快く歓迎してくださると思います(^^)
NPO法人広島こども食堂支援センターのHPでは、地域別にこども食堂を紹介していたり、フードバンクへの食品提供の詳細がご覧いただけます。
ぜひご覧ください♪
NPO法人広島こども食堂支援センターHP