「春を待つ」のパッケージをデザインしてくださった coto.toco 矢吹菜美さん が、
このたび、第17回ひろしまグッドデザイン賞 パッケージ部門にて、奨励賞を受賞されました。
大分県国東半島のよつめ染布舎 さんに、
オーガニックコットン布に「春を待つ」という絵柄を型染めしていただいた満月パンツ、ショール。
2015年のマアル5周年のときに発売し、
昨年10周年に再び生産、販売しました。
このプロジェクトは、衣料品でありながら、一歩踏み出す気持ちになったことを肌着が応援する記念品のような存在であるようにと作りました。
矢吹さんはその意図を深く汲み取ってくださり、
春を待つ絵柄の女の子と馬を型抜きした箱をデザイン。
製箱を NEW LITE PRESSの小澤さんにお願いし、
ガーゼに近い柔らかなオーガニックコットンがひっかからないよう内側も滑らかなとても美しい仕様の箱を作ってくださり、
中にお手紙のようなリーフレットを入れて、
完成に至りました。
🍀授賞式と、受賞作品の展示販売会が開催されます。
個人的な思い出を添えると、
今、マアルと日常的に関わってくださっている矢吹さん。
実はこの「春を待つ」がマアルとの初めてのお仕事でした。
マアルさんのことをまず教えてください!と、なんども自己紹介的なお話をし、春を待つのデザインが始まってからも手作りの箱案をいくつ作ってくださったか、、、。
ボコボコの車で(あの頃、免許取って間がない頃でしたね)、
前の事務所の駐車場に何度も何度も車庫入れし直してくじけもせずに、
メールではなく、対面が大事と尋ねてきてくださってきたあの頃が、思い出してもめちゃくちゃ愛おしい!
こんなにも一生懸命考えて、関わってくださる矢吹さんとのお仕事は、いつも感動(と、何かしら起こるハプニングで笑い)の連続で、マアルの肌着の特徴を、しっかりと形に表してくださいます。
様々なプロのチカラと熱意で、ひとつひとつの肌着が生み出されていく感動を日々感じることができて、なんて幸せなんだろうと思っています。