成人の日
新成人のみなさまおめでとうございます。
わたし自身が成人の日を迎えた時は、
いまひとつ何がおめでたいのかもわからず、
まだ学生でしたし、将来何になりたいのかも全てぼんやりしていて、こんな自分が成人なのかと世間に申し訳ない気持ちでした。
複雑極まりない気持ちを抱えながら、京都をぶらぶら歩くデートをして過ごした成人の日は、結局楽しくなくて、晩御飯の時間に家に帰ると、親がご馳走を作って待っていて、親戚からおめでとうの電話や花束や、、
申し訳なさに拍車がかかり、、、51歳になった今もこの日のことはずっと覚えています。
でも、この年になり、成人を迎えた人たちを眺めるとなんとなく「おめでとう」の意味がわかる。
与えられた命がこの世で20年を迎えられたことが、とにもかくにも素晴らしい。
ひたすらにその存在こそ眩しいんです、新成人のみなさま!
奇跡のかたまり。
ありがとうね。新成人!
「ありがとうね!」と生きていてくれたお礼を言いたい。
「おめでとうございます!」は親御さんに伝えたい。
20年の子育て、お疲れ様でした!
さて新成人のみなさん、この先は我らと一緒。大人の仲間。
「こういう社会・未来だったらいいのに」とぼんやり手の中に握っていることがあったら、どうぞそのまま大事にしておいて。
そしていつか、今だ、と思う時がくるから、表現してください。
わたしが二十歳の頃(中学くらいからずっと)、ぼんやり思っていたことは
「たまたま生まれた場所・国の違いで生じる不公平や差別は本当に嫌」でした。
それが仕事に繋がるなんて一度も思ったことはなかったけれど、
成人式からずっとずっとあと、39歳で始めたマアルには、
フェアトレードのオーガニックコットンを使った肌着の製作を通じて、また様々なフェアトレードの商品を取り扱わせていただくことで
お客様のお買い物ひとつひとつの選択が、公平なやりとりに繋がる結び目を作る仕事に、ささやかながらなっています。
20歳のときには予測不可能なことだらけ、
けれどこんなにも面白い未来がたくさん待っていたんだなって、
50を超えたおばちゃんはそう感じてます。
未来だらけの私たちの仲間よ、「ありがとう!」そして「おめでとうございます」
櫻木
#マアル #まあるくつながろう #祝新成人
marru forest
キャミソール/レースショーツ
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