muï 無為について
ここには、商品ページに書ききれなかった’ muï 無為 ‘の発売までの経緯やこだわりを補足をしたいと思います。
(それでも絞りに絞ったのですが、、)
「ユニセックス」シリーズの登場
『ユニセックスで展開したい!』
ずっと作りたかった「ユニセックス」シリーズ。
muï 無為で実現しました。
発売までの経緯
マアルのパンツの形はもともと、「男性用」「女性用」と限っていません。
ただ、太陽パンツは、男性にもぜひ履いてほしい!と男性向けとして発売する際、
このふんどしパンツシルエットが少しでも抵抗が少なくなるようにと
ゴムを太くしました。
ですが、満月パンツの細ゴムのほうが下腹部周りの締め付け感がさらに少ないことから、
最近では太陽パンツのファンの方が、
徐々に満月パンツに移行される方もいて、
誰が履いてもいいパンツ、で統一すればいいのではという気持ちが大きくなってきていました。
パンツは、デリケートゾーンの作りの違いで受ける布の重みを、
この細いゴムと、柔らかなフライスでどこまでいけるかが鍵でした。
お尻周りの面積も少し広げ、男女兼用のパンツとして
じわじわとリニューアルの準備をすすめてきたのです。
『製品染め、との出会い』
ユニセックスのパンツの試作を続ける中で、
製品染めをする関東の工場さんと出会いがあり、
テスト中のパンツを染めて見たところ
今までのマアルの肌着と全然違う印象!
オーガニックコットンの生成りの縫い糸ごと染めているから、
見慣れた生成り糸のステッチが目立たず、
シックでとてもカッコいいのです。
この製品染めで、新シリーズのスタートにしたい!とイメージが湧きました。
安全面においても、
嬉しいことに、
日本オーガニックコットン流通機構の大変厳しい基準をクリアした「グリーンラベル」を取得できました。
<NOCグリーンの基本5原則>
原則1
オーガニックコットンの栽培、製品製造の工程で自然環境、生態系に、またヒトの健康に悪影響を及ぼすことがあってはならない。
原則2
主な原料に、遺伝子操作されたものがあってはならない。
原則3
製品の製造工程で有害な化学処理をしてはならない。
原則4
製品が廃棄または焼却された時、人体に有害な化学物質による環境汚染を引き起してはならない。
原則5
原料、加工において、売買・取り引きは、社会的公正の上で行われなければならない。(フェアトレード)
(上記 NOC日本オーガニック流通機構HP参照)
「パッケージを作りません」
「パッケージを作りません」
このたびのmuï 無為シリーズ、パッケージを作りませんでした。
日頃からマアルが目指している「まあるく繋がる」ポリシーのひとつ、
肌着を作る上で、そしてその先までできるだけ環境に負荷を与えたくない。
パッケージもプラスチックはもちろんですが、紙製であっても、
使わないで済むものは使わずにいたいと考えています。
定番商品はパッケージの有無をご選択していただく方式ですが、
muï 無為ははじめから作りませんでした。
製造元とサイズ等を記載したタグと、
NOCグリーンラベルの小さな切手のようなタグだけ添えてお渡しします。(いずれも紙製)
下着という特性上ゆえ、返品交換が不可となっております。
くれぐれもサイズ選び、カートへの入れ間違いなどお気をつけくださいませ。
ノンパッケージが定着していくよう、
思い切ったチャレンジです。
流通が複雑になればなるほど、運送中や保管先でのトラブルをさけるため
パッケージが必要に、そして過剰になっていきますが、
muï 無為 はマアルからお客様へ。
とてもシンプル。
これが当たり前になっていくように、
願いをこめて。