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春分の日。春真っ盛り。
おまけにこの気圧。この体と頭の重さは気圧と春のせい?それとも太ったせい?
どっちもだよ、と分かっている櫻木です。

みなさま、肌とお体の調子はいかがですか?

今月、アンド トゥモローシリーズを会員様ご優待にしたのは、
春先と秋には肌も体調も崩す人が多い為、この機会にお試しいただきたいという気持ちから。


私は30才で突然アトピー性皮膚炎を発症してから、
最初の2年、30代後半の2年、40代前半に2年くらい、大きな症状の山(ピーク)がありました。
もちろんそれ以外の時も症状は体の各所にある(あった)のですが、その山場の時は眠れないくらいの、半やけどみたいな火照った状態。

アンド トゥモローシリーズ、その時にあったらどれだけよかったかなぁ、と思う肌着をイメージして、まる1年がかりで試作を繰り返し、作りました。


私の肌症状は、発症時は全身でしたが、
後半になればなるほど上半身中心になり、早い時は1月後半、遅くても2月の立春のあたりから、体の中の何かが立ち昇る感じになり、鎖骨周りから首、顔にかけて熱くて、乾燥して、掻いてしまい、眠れなくて、、を繰り返していました。

一番ひどい時は、肩周りから首、顎下にかけての皮膚が常に剥げているような状態で、服を脱ぐと落屑があり、ため息を出しながら掃除し、、
いろんな気持ちを思い出しますねぇ。。。
春先のスイッチが怖かった。
わかるんです、カチリというスイッチが入り、じーーーんという冷蔵庫みたいな低周波みたいな音が体に流れはじめ、ぼーっと上が熱くなっていく感じ。

余談ですが、趣味の自然療法やアーユヴェーダ、五行など読んだり講習に行ったりすると、春=木の肝気が自分の症状にぴったりで、やりたいこと、沸き起こる自分の気持ちをいろんなところで抑えて発散できない熱が肩や首回りで火山の噴火みたいになっているのかなぁ、、なんて観察して面白がっていました(^^;)。
花粉や黄砂の外的要因の刺激も多いに受けていますが、
今振り返ると、もう頭の中がとても忙しくて、その割に運動不足。
そう思うと今は心も体も図太くなって、外的要因のほうが痒みの起因になることが多いです。


上の写真のプルオーバー丸首は、大きな布に首を通す穴を開け、両脇を繋いだだけの形。
なぜこうしたかというと、肩の皮膚が荒れていたときは、衣服の縫い目どころか、重みが刺激で擦れて辛かったのです。脇の下もよくただれていたので、袖付けのぐるりの縫い目も本当に嫌だった。
かといって、裸だと空気が、風が、ヒリヒリを誘って手がいってしまうのです。

レースショーツは、新月ショーツの形をアンド トゥモローの仕様に展開し、オリジナルレースの図案を作るところからはじめました。
といっても、私がA4の紙にペンで落書きするように描いた模様なのですが、、

新月ショーツで使っているひまわり柄のレースより糸の使用料を減らし、さらに柔らかさと軽さを出しました。

ただでさえ、マアルの全肌着はオーガニックコットンの縫い糸で縫製さん泣かせなのに、アンド トゥモローはロックミシン(ギザギザの縫い目)を使わない、直線一本勝負という恐ろしい(笑)オーダーをしてしまい、

熟練した職人さんを抱えていらっしゃる工場さんですが、これを縫える人はひとり、というマイスターレベルなショーツに。

私が、レースタイプのマアルのショーツの中でこれが一番好きなのは、当たり前の話かもしれません。

淡い、ベールのような肌着があったら。
空気と肌の境目に、あるようなないような存在感で肌を守るものがあったら。
肌の代わりになってほしくて作ったのが、アンド トゥモローシリーズ

少しずつ、眠れる時間が増えると、
明日は昨日より少しまし、になっていく。
ベクトルが上向きになっていく。

発売から2年、肌はトラブルの無いかたでも、ご病気やご体調が悪くて、衣服の重みすらお辛い方に大変喜んでいただけたり、
じっくり、じわじわとお使いくださる方が広がって来ています。
嬉しいのは、まだ数は少ないですが、着用後のご感想レビューの感動の声が多いこと。→プルオーバー丸首のレビューhttps://marru.net/?pid=138048872

3月中は会員様ご優待価格、そしてレビューの投稿に通常の倍のポイント進呈となっています。ぜひ、一度、お試しください。