マアルでお取り扱いさせていただいている「アレッポの石鹸」は
シリアの第二都市アレッポの街で1000年以上続く昔ながらのシンプルな技法で、オリーブオイルとローレル(月桂樹)オイルで作られています。
去年8月、アレッポの石鹸の代表太田さんをお招きした上映会とお話会をきっかけにマアルでも常時取り扱いをさせていただき、はや1年。
さすがオーガニック界でも老舗の存在、無添加で安心な石鹸だけに、
もともとファンだったというお客様はもちろん
マアルがきっかけでリピートされているお客様に、すっかり定番となりました。
昨年、マアルシネマ で皆さんと一緒に観た、シリアで2011年から続く紛争のドキュメンタリー「アレッポ最後の男たち」という映画と、
太田さんのお話を通じ、
2日間に渡る上映会に参加された方々から
「知ることができてよかった」「今まで知ろうとしなかった自分を恥じた」「太田さんからシリアのお話を聞くことでより身近に感じることができた」
たくさんのご反響をいただきました。
その時の様子の報告ブログはこちら
昨年の上映会の時には予想もしなかった、ロシアとウクライナの戦争。
夏に上記の映画を見て、太田さんのお話を聞いていたからか、
いつもに増して、ニュースが素通りできない自分がいました。
テレビに報道されない市民の暮らしがどれだけ破壊されているんだろうかと。
しかも、もうほどんどテレビで報道されませんが、シリアの紛争だって終わっていない。
そんな中、襲撃されたアレッポの石鹸工場がとうとう回復し、そこで石鹸づくりが再開され、日本に納品されたという嬉しいお知らせも耳に入りました。
また、太田さんの話が聞きたくなりました。
マアルシネマ
「難民キャンプで暮らしてみたら」
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「アレッポの今。太田さんのお話」
2人のアメリカ人青年の制作チームが、シリア難民が暮らすヨルダンのザータリ難民キャンプでの滞在を許可された。
キャンプ内のテントで1カ月生活し、テントを張ったり配給に並んだりする難民の日常生活を体験。
「隣人」たちとの日々の交流から見えてきたのは、トラウマを抱えながらも、自分にできることを見出し、平和を求めて懸命に生きる一人ひとりの姿だった。
キャンプの外で暮らす8割の難民たちの生活についても知りたいと、近隣の町で暮らしている母子家庭も訪問。原題にある”Salam”とは、アラビア語で「平和」という意味を含むあいさつの言葉。
映画『難民キャンプで暮らしてみたら』予告編
全体で数百万人もの人々が家を追われて難民となったシリア危機は、第二次世界大戦後最大の人道危機といわれている。ザータリ難民キャンプで、人々はどんな暮らしをしているのだろうか?
昨年、マアルシネマ で上映した「アレッポ最後の男たち」がシリアに残り、家族と離れ、街を守る選択をした人たちの話としたら、
この映画は、そこには映らなかった圧倒的多数の、故郷を離れ家族とともに生き残る道を探そうとしている人たちの話であるかもしれません。
アレッポの石鹸の製造を通じ、実際に何度もシリアに足を運んでいらっしゃる太田さんを通じ、そこで生きる人々の暮らし、今、を石鹸づくりの背景とともにお聞かせいただこくことで、改めて「戦争」について、知る時間を設けたいと思います。
小休憩(10分)
(お支払は当日現金のみ)
(駐車場は近隣のコインパーキングをご利用ください。
2~3日経ってこちらから返信がない場合は、TEL 082-836-3667までご確認ください。
※当日は定期的な換気に努めますが、マスクの着用や手指消毒についてはご自身の判断にお任せしています。
※体調が悪いかたはご参加をお控えください。
あらかじめご了承ください。
当日は特別限定石鹸の販売もあります。
尚、いただいた会費の一部(1,000円)を昨年同様、特定非営利活動法人パルシック を通じ、シリア支援へ寄付させていただきます。パルシックは、国際協力とフェアトレードを主な活動の柱とし、世界各国の紛争や貧困に苦しむ人たちが人間として対等な暮らしが成り立つようにと、様々な支援に取り組まれています。
貴重な機会、ぜひお越しください。