これまでとこれから。絵本のようなプロモーションビデオ。
旧暦新年、おめでとうございます!
マアルの10周年YEARとして昨年4月からさまざまな企画をしてきましたが、
このビデオの公開でとうとうファイナル。
マアルのこれまで、そして、ここから先に向けて繋がっていくものにしよう!と考え、半年がかりで作っていただいたものが、昨日の旧暦元日、公開になりました。
マアルの肌着は、性別、世代、敏感肌or普通肌、妊娠中orしていない、なんの括りも縛りもなく、使っていただきたいなと考えています。
さらに、これからは、日本という区切りもなく繋がっていきたいなぁと思っていて、このビデオは実は英語版も用意していただいています。
日本語圏じゃない人たちに「マアル」を理解していただくのに、
季節の移り変わり、循環、まあるく繋がる。そいういうことを言葉で説明するより、絵本をめくるような感じで伝えていきましょう、ということになりました。
プロモーションビデオ(以下PV)を作ってくださったのは、昨夏に公開したしょうぶ学園のアニメーションをお願いした、パリ在住のLePivotのTAKEO HATAIさん。
全ての絵は、はたいさんが1枚1枚描いてくださっています。
影絵と水彩が混ざったような、優しく、どことなくノスタルジックなトーン。
とても好きです。
そして、
多国籍な人たちと暮らしているだけあって、日本にいたら思いつかない視点をお持ちです。
絵コンテがあがってきたとき、いろんな肌の色、骨格の人が出て来て、本当に嬉しかったです!これをワクワクと言わずしてなんという!一歩先、いや数歩先のご提案に、興奮しっぱなしでした。
半年前にスタートした際、何度もskypeで打ち合わせし、こういうのがいい、こういうのが好きだと、好き勝手に希望を伝えていましたが、
多人種の表現は私の頭には浮かんでいなかったのです。
そうかー、
どうしても日本にずっといると、何を考えるにも日本人をベースにしていることを改めて気づかされました。
このマアルとオーガニックコットン産地を記した世界地図だって、ほら、普段見る世界地図は日本が真ん中だけど、違いますね!
環境のこと、原材料の栽培に関わる人たちのことetc,,,これからもっと私たちは同じ地球に住む人間同士だという目線を持たなきゃなぁ、
同時にたまたまこの小さな日本で暮らしているってすごいご縁だよな、いろんな事を感じます。
はたいさんの絵には、結構トリックというか、これはもしか?な楽しさも秘めていて面白いです。
この絵の植物の影、私には馴染みがあるぞ、、、そう!素のウンベラータ。
春夏秋冬シリーズのシーンも、実は忠実に、3年分の色と形をちゃんと絵に落とし込んでくださっています。
今まで長くお付き合いしてくださっている方々には、この10年の記録で「ああ、そうだった」「これ使ってる」そんな楽しみかたがあり、
マアルのこと、全く知らない方々には、これをひととおりご覧いただくと、
ポリシーや、肌着のこだわり、産地や生産に関わる人たちとの繋がり、いろいろわかってくださるかな、と思います。
マアルく繋がる人々の紹介欄には、
ippoでもご紹介した工場や縫製の方々、そしてパッケージやモデル撮影などビジュアル面で関わってくださっている方々など、
日頃から連絡を取り合ってマアルを支えてくださっているメンバーの紹介もすることができました。
この10年間に撮りためた、たくさんの写真達からこれらを探す作業も、
見つけながら思い出に浸って脱線し、、を繰り返す、幸せな作業でした。
人生はあっという間。
それぞれに与えられた役割を、個性を謳歌するために、
もっともっと自由に、心も体も巡り良く、思う存分楽しんでいきたい。
マアルは肌着から、みなさまの四季折々な人生に寄り添っていきたいなと思っています。
病める時も、健やかな時も。
10周年、昨年に引き続きご褒美のような日々を過ごさせていただいていますが、
このビデオは、また大きなプレゼントをいただいたような気持ちです。
ここに出てくるパンツも人たちも、これからの予感も、
みんなみんな、愛おしいったらないです!
これからも楽しむぞー!!!
旧暦新年、新月を迎え、改めて意欲に燃えています。
新月パワーを借りて、長文になりました。