いよいよ2019年9月5日(木)から、
「添うの場」- 助産師による無料個人相談の場-がはじまります。
毎月第1木曜、午前10時から13時までの3時間、
素souのショールーム奥、キッチン側のスペースに助産師さんに過ごしていただく時間を設けています。
女性でしたらどなたでも。
年代問わずに、と助産師の田中美佳さんと高島麻季さんがおっしゃっています。
妊娠、出産、閉経も問いません。
こんなこと聞いたら、、?なんて心配はいらないですよ。
なんでもふらりとお話に来てください。
田中さんと高島さんからメッセージを預かっています。
まずはこちらの記事をお読みくださいね。
「添うの場」助産師による個人相談-始まります >
なぜこのような場を設けたかったかというと、
そこにはたくさん理由がありますが、
わたし(櫻木)の個人的な経験も理由のひとつ。
ざっと19年!くらい前の写真。
転勤で横浜に移って2年後に初めての出産。
近所には親戚はおろか、親しい友達がいませんでした。
当時の夫も同じように若く、働きざかりで毎晩帰りは遅く、
一日中ほぼ娘と二人。
妊娠中に市の母親学級で知り合ったママ友は複数いて、ほぼ同時期にお産したのが、心強かったでしょう、と思いきや、
いつも発育を比べる対象のようになってしまい、
個人差はあると頭ではわかっていても、いつもいつも不安でした。
この写真の頃の悩みは、肥満(娘の)と乳児湿疹(のちアトピー)。
長女は出産時2500g無かった為、
退院時に「寝ていても口に哺乳瓶をつっこんででもミルクを飲ませてね、細い赤ちゃんは弱くて病気にかかっちゃうから」と言われました。
さあ大変!
こんなにか細い我が子が病気になっては大変!!と、
言われた通り、夜中でも3時間置きにタイマーをかけ、ぐっすり寝ている我が子の口におっぱいを当てても飲まない。。。
ならばミルク、ミルクと、
言われた通りに哺乳瓶を突っ込み、どんどん与えていました。
すると3ヶ月検診では肥満と言われてしまい、
その頃はすっかり娘も、母乳より飲むのが楽なミルクを好むようになっていて、
母乳は出なくなるいっぽうだし、
「ミルク与えすぎだから減らして」って言われるしで
ミルク1本分飲んでまだ足りないーと泣いている我が子を抱いて「でもこれ以上あげられないんだよー」と一緒に泣きたい日々でした。
この頃からだんだん娘に湿疹が広がるようになり、
皮膚科に行くたびにある薬のランクが上がっていって、
夜はかきむしりで眠れないし、、というアトピーの悩みが始まるのですが、
これはもういくらページを割いても終わらないくらいいろいろあったのでこれくらいで。
頑張っていたなぁ。
20代のママは、毎日張り詰めていました。
ものすごい数の本を買って(アトピーや、乳児湿疹、自然療法、食事療法、なんやかんやと)読み漁っていたので、
今だったらネットで検索しまくっていたと思います。
可愛くて愛おしくてたまらない。
この子が笑顔になる時間が増える為にはなんでもする!
ものすごいエネルギーが、
いっぽうで自分を追い込んでいくことにも全く気づいていませんでした。。。
無数に他にもいろんなエピソードがありますが、
ここに書いたことだけでも、
私に気軽に相談できる助産師さんがいたら、
だいぶベクトルが違っていたと思うんです。
実際、次女の際は頼りの助産師さんがいたので、
産後もずっと、
ちょっとしたことにもアドバイスをもらいにいきました。
完全母乳で、とても楽チンに子育てできたのも、助産師さんのおかげでした。
今、ネットによる情報社会が進み、
ちょっと気になるキーワードを入れれば、世界中から情報が集まりますよね。
でも、いらん情報まで我が事のように目に入れてしまい、悩んでいる人たちは少なくないようです。
まずは気になっていることを、
そのまんま、口に出来たら
背中に重く乗っかっている荷物がちょっと減るよー。
どっちに進めばいいか解らなくなってしまっている時、
荷が軽くなると動き始められるかもしれません。
田中さんも、高島さんも、信頼できる親戚のお姉さんみたいな人。
満月ポテチを買うついででも。
もちろん何も買わなくても。
10分でも、3分でも。
ふらりとお越しください。
今は頑張っていた自分が愛おしい。
頑張っているみんなが愛おしい。
私自身も50歳を前に、ちょっと助産師さんに聞いてみようって思ったりしてます。
マアルの「添うの場」で。
(2019年9月14日代表櫻木のブログより転記)